シゲの住林戦記

住友林業の敷居を跨いだ時、戦いは始まった

契約前の戦いⅡ 2階リビングからの撤退

祝★ブログ開設1週間経過
ダッシュボードによると、なんと延べ1500人超も来てもらったそうな。
ありがたいんだけど、、、いいんだろうか?


---------------------------<ホンダイニモドル>---------------------------


「どんな家にしたいですか?」


家に関する知識が全くなかった私は、土地の絵をもらっても何をどうしたら良いのか分からなかった。色々自分で夢をふくらませてあれこれ書いてみたけれど結局しっくり来なかった。


そんな真っ白な状態で初めてショールームに行って設計Bさんと話した後聞かれたのが上記の言葉。


私は、
・ロフトが欲しい
・スタディスペースが欲しい
・子供部屋は複数
・車は2台停めたい
・バイクもあるよ
・テラスが欲しい・・・等々


好き勝手なことを言って、そのまま営業Aさんと一緒にショールームへキッチン等や建具などを選びに行き、夫婦揃って目を輝かせたのは今では良い思い出である。



「初めての間取り、2階リビングの家」


我々がショールーム見学に行っている間、設計Bさんは手書きで図面を書いてくていた。
正直この時ばかりは専門家凄いと思った。2階リビングの家が存在しているのは知っていたが、まさか自分に提案されるとは思っても見なかったので、凄く感心したのが既に懐かしい。


私の「なるべくリーズナブルに」と言う希望に対して、なら住林選ぶなよ!
家は角が少ない方が安い、屋根は切り妻の方が安くて丈夫、BFといえど梁を少なくした方が費用は抑えられますよ等々住宅知識ゼロ人間にとっては目から鱗のアドバイスをもらった。


だが、家で描いてもらった図面をCADで立体化すると、その間取り図に重大な欠陥が早速見つかった。というのも、ロフトに関して「最近は固定階段でも許可が下りるのでオススメです!」と営業マンAの推奨で固定階段にしていたが、


その固定階段であがるロフトの入り口の天井高さが約1mしかないのである!!


おいおい!!階段を上がると段々天井が低くなって、、、ガリバートンネルですか?
ってナンデヤネン!物を運び込めないヨ!!


設計さん曰く「屈んで入れる」とのこと、、、えっホフク前進?って冗談でしょ!?


それでも数週間粘って収納階段や階段移設も検討しその他の改良したり見積もりをもらったりしたのですが、結局納得いかず、初めて引いてもらった図面は「ロフトに行きづらい、他の場所に階段もつけづらい」という理由でお流れになってしいました。


その後、設計Bさんの提案で土地の形にあった家にしましょうということで一旦リセットして間取りを作り直し、このまま仮契約まであーだこーだ間取りパズルをする日々が続きました。


でも正直間取りパズル楽しかったです。



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捕捉:ガリバートンネルとは、大きな入り口と小さな出口がつながっているトンネルである。中をくぐると迫る天井に比例して通るもののサイズが変わるという、ドラえもんの秘密道具のである。決してお笑いコンビではない。

契約前の戦いⅠ ガイドラインの解釈

「聖典は絶対」


購入を希望した土地は、町並み統一のため小難しいルールがあらかじめ決められていた。


駐車場の位置に始まりその境界に使うタイルまで決まっていた。


だが、ガイドブックなどのルールブックを読むのは昔から好きだった。仕事でも学校でもいかにルールを正しく理解し、正しく裏をかく事が楽しく感じることが出来る性格であるためだった。



「駐車場の大きさは?」


外構について設計Bさんと駐車場について話していたとき、ガイドブックの解釈について迷ったので営業Aさんに聞いてみた。


シゲ:「駐車場の位置は決まっているが、この駐車場の大きさはどの程度ですか?ガイドラインに寸法が書いていないので良く判らない。軽自動車がギリギリ止まればいいのか、極端な話バイクや自転車でも良いのか?、それで家の地割りが大分変わるのですが。」
営A:「聞いてきます」 
    。。。 「聞きましたが、大きさや車種は特に規定していないそうです」
シゲ:「ならば車の向きを変えてもOKですか?大きさが決まってないのですから。」
設B:「どうなの?XXXさん、なんて言っていた?」
営A:「大きさは決まっていないので可能かと思います。」
シゲ:「ならばここら辺に何か車両をおけるようにしたらよいのですね。だいぶ自由度が上がりましたありがとうござます。」
設B:「ならば車を方向変えて停めるようにましょうか」
シゲ:「そうですねぇ・・・・」
営A:「普通の人はそんなこと気がつかないので素直にした方がよろしいかと思います。ご近所の目もありますし。」


結局・・・使い勝手の面からガイドブック通りの普通な駐車場になりましたが、今思い返すと、営業Aさんが客のためになる自ら発した発言はコレが最初で最後だった気がします。



「例外項目に含まれますよ!」


駐車場に続いて外構についてあれこれ話していると営業Aが「そんなことできない」と突然言い出した。


問題は境界地キワの外壁だった。ガイドブックには「道路境界から規定の距離以内には構造物を建ててはいけない」と書いてあったためであるが、ちゃんと例外が規定されてた。
もちろん「外壁や通路(階段)」は例外に入っていたのだが、それを知らなかったようだ。
って言うか敷地境界に外壁NGって常識的にあり得ないでしょ・・・・


例外についてガイドブックを見せがら説明をしたら「確認して来る」とどこかへ消え去り、しばらくすると戻ってきて「可能でした」とのこと。
『あたりまえでしょ。。。』と内心呆れていたら、笑顔で「他のお客さんに駄目って言っちゃってましたよ~、シゲさん凄いですね」とよく分からない褒め言葉をもらった。


自分の担当地区のガイドブックくらい見ようよ!数ページしかないんだから・・・

あらすじ3 第一部までのエピソードリスト(だったところ)

「何があったのか思い出してみた」


どんなことがあってどんな話が書けるのか、メモを起こしていたらエピソードリストが出来てしまった。忘れないうちに文字に起こして公開しておこう。


毎日ネタ考えるくらいなら、最初に考えておいた方が楽だし。。。
対外的にも、グダグダと中ダレした無駄話を書くより良いのではないかな?


設計編が第一部、建築編が第二部、家が竣工した後は第三部になる予定。さすがに第二部以降は 平和な記事ばかりです(たぶん)。



「シゲの住林戦記 エピソードリスト」


■■■ プロローグ ■■■


 序章


 序章Ⅱ 住宅展示場での開戦


 あらすじ1 なぜこのブログを書こうと思ったか


 あらすじ2 背景など


 あらすじ3 第一部までのエピソードリスト



■■■ 第一部 産みの苦しさ 設計編 ■■■


 契約前の戦いⅠ ガイドラインの解釈


 契約前の戦いⅡ 2階リビングからの撤退


 トヨタホーム偵察オペレーション


 三井ホーム会談


 契約前の戦いⅢ 三つ巴の対決の果てに


 誤記だらけの仮契約書事件 (タイトル変更)


 トー・チャン調査団来訪


 二輪車減車の乱 (順番変更) 


 <<この間一旦非公開化し順次公開します>>
 理由は一番下に追記


 精神兵器エコキュート


 本国オッチャンとの交渉


 購入資金作戦Ⅲ ローン攻略
 


■■■ 第二部 ちゃんと造ってね 建築編 ■■■


 手に汗握る資金弾


 承認 工事計画オールグリーン


 まつりが始まった


  ~~以降未定



■■■ 第三部 無事竣工 戦後日記編 ■■■


 WEB内覧会(やるのか??)


  ~~以降未定



■■■ オコトワリ ■■■


記事を取りやめたり統合されたり、逆に増えたり分割されたりする可能性は、、、かなりあります。順番も入れ替わるかもしれません。


第一部は明後日から開始予定、二日で1話書けたら良いなぁ。。。




##2018/12/17追記##
誰も見る訳がない!と腹を括ってたら、ブログランキングが意外と良いので詮索防止のため一部エピソード予定を非公開にします。ヌシの目的は事実をお気楽に淡々と語る事なので。。。

あらすじ2 背景など

「ヌシとイエのフツーなスペック」


  HN:シゲ
  年齢:なんとか30代
  職業:サラリーマン


  竣工:マダ
  建坪:なんとか30台
  単価:スーパーショボリン



「このブログの方針」


  :住友林業で家を建てるに当たり苦労したことなどを身バレを防ぐため
   少し工夫をしつつ、これから家を建てる後輩への戦訓となるよう
   思い出しながらゆっくり、気の向くままに書いてみたい。


   こんなタイトルのブログ書いておいてなんだが、住友林業は極悪会社では無い
   少し世間の常識から外れた個性的なイベントが少々多いだけ。
   普通のやりとりだってそれなりにあったのは紛れもない事実。
   でなければ、とっくにブチ切れてサヨナラしてます。
   何度かブチ切れそうになったけど


   前述の理由もあるので極力写真等は載せない、基本文字中心の読み物となる予定。
   
   戦記ものばかりだとネタに困るので、普通のやりとりも適度に混ぜるとしよう。
   ブログの完結は、家が完成後季節が1巡して感想が纏まった時としておこう。


   コメント(あるのか?)はありがたいが、
   賛同者を求めているわけではないので特に個人的な回答はしないと思う。


   ブログデザインはシンプルにデフォルトで突き進む。
   ブログパーツに興味はあるが、ランキング順位に興味は無し。


   さて、こんなコンセプトでどこまで続けることが出来るか、
   果たして読む人は居るのか?
   果たして完結することが出来るか?


   五里霧中の中 始まり はじまり
   
   次回エピソードリスト

あらすじ1 何故このブログを書こうと思ったか

「ブログ立ち上げの理由」


簡単に言うと、住友林業で家を建てることに不安があったからだ。
具体的に言うと、執筆時点で住友林業とつきあい始めて大分経つが、まだ「流石!住友林業!!」と思える人に会ったことがないからだ。
一応親類とか実際に住友林業で建築した人にいろいろ聞いた感触は良かったんだけど。。。


例を挙げるとこんな感じ。


営業マンA:初訪問の住宅展示場で出会った我が家最初の担当営業マン。住友林業に対する不審を感じるきっかけを作ったともいえる?物事を大げさに言う行動パターンを持つ(営業マンの大部分はそんなものかもしれないが)。


設計士B:当初の頃は客の要望を無視してでも必ず自分の好みを加えるという行動パターンを持っていた。それが私の好みと合えば良かったのだが、全く合わなかった。


外構担当C:外構計画についてイメージを図面を書いて渡しても微妙に解釈がずれていて、それに対する説明はいつもない。工法について矛盾を指摘すると「社則ですから」と言いつつ、特に説明もなしに次週には何故か工法が変更になっているなど良く分からない行動パターンが特徴。


インテリアコーディネータD:一番まとも、でも何故か予算は守らない。カーテン照明費を自ら提示して、いざ話し合う際に明細を見ると+10万スタート、提案見積もりは+20万over、、、あれこれ削っても、何故か目標額以下ならないという魔法を使う(原因の半分は魔法にかけられた私にあります!?)。



と、会う人全てが個性的である。
なんでそんな人たちに囲まれて契約したの?と聞かれたら。


「家族がその気だし、私自身も図面と土地に愛着が出てしまい、また同じような苦労をして同じやりとりを二度としたくないから突っ走った。」


と、答えるしかない。


たぶんこれが逆の立場で、友人親類が同じ状況なら、間違いなく私も「なんでそんなところで建てるの?」と聞くと思う。


だか、住林との打合せのやりとりは、自分の中では産みの痛みと片付けて、出来た家が良かったらそれで良いと考えようと思っている。自分では納得している行動なのでもうコレでよいのだ。嫁が見つけてきた会社だしね。


構造/間取り的にはほぼ納得いく形に落とし込めているので、その方面でも問題なし。


だがしかし、親類に状況を相談したら「普通ではない」「考えられない」の大合唱なので不安になってきたのは前述の通り。


私自身はのど元を過ぎたら忘れようと思っているが、戦訓として状況を誰かに知って欲しい。そう思い備忘録を兼ねてこのブログを立ち上げることにした。