シゲの住林戦記

住友林業の敷居を跨いだ時、戦いは始まった

三井ホーム会談

「いざ三井のショールームへ」


一番最初にコンタクトを取った三井ホームだが、三井ホームのショールームに訪れたのは比較的遅かった。住林が思いの外プッシュしてきてその間に打ち合わせを何回も入れてきただけで特に他意は無いのだが。


ただ言えるのは、後にも先にもショールームの豪勢さでは三井が断トツの1番だった。
というのも、初会合で何故かウチのアパートのリビングが4つ以上入りそうな最奥の応接室に連れて行かれたからである。


「見せてもらおうかデザインの三井の力を!」


豪華な応接室で、専任デザイナーと初めて顔を合わせた。
そして間取りについても見せてもらった。


家の希望としては営業マンに住友林業とほぼ同じ条件を伝えていたが、こちらは普通に1Fリビング、そのほか細かい要望も聞いてくれていて非常にソツ無く纏まっていた。


ちなみにロフトの進入口はこちらも固定階段でしたが、ちゃんと高さは1.4mでした!
【参考 ○○林業の初期案は約1mでした】

印象としては
・デザインはやはり装飾多めな感じだが削れば良いかな。
・部屋割りは無難だがもう少し工夫が必要かな。
・家の駐車場から家の裏の至る両脇の通路が正味の幅が400mm程度しか無い。


一番驚いたのは、このとき提示された30年間で掛かる維持費がナント200万円以下!であること。思いの外安い。(実際はどうなんでしょ?)



「ちょっと強引じゃないですか」


三井ホームの営業マンにやはり競合について聞かれたので接触している会社について話す、すると営業マンは早くハンコをと迫る。。。


ハンコが欲しいのも判るし、序章で押さえた土地をいつまでも押さえておけないのも判る。だが少々強引なこのやりとりがあまり好ましくなかった。


仕舞いには「住友林業は協定違反なのでクレームを入れましょうか!!」とまで言い出した。
『えー、なんで??そんな勝手な事しないでー、何の協定違反なのーー』とう心の叫びも空しく、後日住林の営業マンから三井からなにか連絡があったことを伺わせられた(よく考えたらこの住林の対応もOUTな気がするが、当時の私は既に住林に傾いていたこともあり、盲目であった)。


その他、渡すと言っていた半注文住宅に必要なプラン集をくれなかった。しかも2回も。早く間取りいじりがしたかったのに、コレが無いと間取りの工夫のしようが無い。


この結果「余計なことをされた」「言ったことを守らない」「間取りの設計が出来ない」と一気に三井ホームに対してネガティブイメージが拡大してしまったまま土地の取り置き期限を迎えてしまい、嫁と相談の結果お断りの連絡をしたのだった。


ちなみに私は「言ったことを守る」は契約の要であると考えている。住友林業もこの時点では大丈夫であったが、契約を取った後の住友林業は「契約不履行級」の嵐が吹き荒れるのであるが、それはまた別のお話。