シゲの住林戦記

住友林業の敷居を跨いだ時、戦いは始まった

契約前の戦いⅢ 三つ巴の対決の果てに

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「こちらの予算に合わせて見積もりだしてるでしょ?」


住林の営業Aさんには最初に会ったときに総予算を伝えていた。
というか情報を吸い出されていた(笑


実はこれが私の最初の住林に対する失敗で、回答した当時の素人だった私はなんとほぼ正直な値段を伝えてしまっていたのである!


とは言え、なぜそう判断したかというと、購入を希望した土地に実際にどのような家が建つのかを記した住林オリジナル参考間取りとサンプル価格を見せてもらい、記載の金額が予算を数百万下回っていたので、「正直値で問題ない」と判断したためだった。


ところが蓋を開けると、設計Bさん直伝の「価格を抑える鉄則」を全て守っているにもかかわらず、予算直近を攻めてきたのである。


「サンプルの家と同じ土地条件、ほぼ同じ建坪なのになぜ私の坪単価は高くなるのでしょうか。一部オプションを増やしているのである程度の増加は当然として、御社の言う価格を抑える方法を全て実践してなぜ見積もり金額が百万単位で上がるのでしょうか?説明がなく、単に最初に伝えた予算の少し下を狙っただけの見積もりにしか見えず、非常に不愉快です。」


初めてまともに反論すると、営業Aさんは「検討します」といって下がっていった。



「今お伝えするんですか!?」


「不愉快です」と伝えた数日後、営業Aさんから電話があった。
「いろいろ頑張って希望に近いお値段が出せそうですのでお楽しみにしていてください!!」とのこと。「もったいぶらずに概算を教えてください」と言ったら、
回答は「今お伝えするんですか??」と言って結局教えてくれなかった(汗。



「特別値段ですよ!」


次の面会日、
営A:「前の見積もりからいろいろ頑張って床暖房の業者が頑張って乾燥機はサービス(注1)などして、当初のサンプル見積もりに近いお値段が出ました」


営A:「(急に小さな声で)シゲさんだけ特別値引きしています、既に会社の値引き基準値を上回っていて、別途許可を得なくてはいけないレベルですが、任せてください(注2)


、、、と言い出した。私はこの手のクサイ小芝居と根拠のない決まり文句は大嫌いで、この時初めて「この人ダメかも」と直感した。この時の直感を信じていれば・・・・


(注1):実はこの床暖房と浴室乾燥機のセット割引、頑張ったのでもなんでもなく実は最初からそのプランなのを分解して高くしているだけだった。後日住林関係者が「元々そういうセットです」と呟いて発覚。


(注2):「住友林業の家本体の割引上限は10%までと決まっている(ここテストに出ます)」と何処まで本当かわからないが後日住友林業関係者から聞いた。そもそも本体代金を元からボッてたら有名無実何じゃ無いかと疑問が頭をよぎったが、黙っておいた(汗。なお、あくまで本体代金なので提案費用の割引は別枠な模様(規定外の事やってるんですよとか言ってましたが、XXO万円ほど定額で割引いてくれました。)どちらにせよ当家の割引率は上記の規定通りで問題ないハズ。どちらか、またはどちらからも騙されたのか??



「住友林業最終プレゼンテーション」


其れから暫くして、とうとう契約前の住友林業最終プレゼンテーションの時が来た。
といってもこの時点で他社が自滅していったのでほぼほぼ住林一択だった。


そんななか最終打ち合わせの日、営業Aさんは伝えていたコンペチターであるHMとの対比資料をもってきてくれた。


「住林は多少他社より初期の費用が高くても、長く住み続けると結局はリーズナブルです。損はさせませんよ!30年の維持費はX00万円以下です!」


住林維持費は以前三井にもらった維持費より少し高かったが、私はこの数字をあろうことか


「他社も結局同じような値段になるだろう、多少の金額の差はあれどそんなに大きな差は発生しない。住友林業は現実的な数値を出していて好ましい」


などと、逆に好印象にとらえて最終プレゼンを終えたのだった!!!


今考えると、これだけフラグが乱立していて何故住林を選んだのか、当時の自分に会うことができるならひっぱたいてやりたい気分です。


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補足:コンペチター=競合する企業。この場合私が住友林業以外に訪問したHMのこと。