ソーラー作戦 屋根の守り (我が家に無いシリーズ・1)
皆様訪問ありがとうございます。
おかげさまで、ブログ村の住友林業株カテゴリ「OUTポイントランキング」で577サイト中の1位になってしまいました(写真もイラストもないブログなのに・・・・いいのだろうか)。
一時的なものだと思うけど、凄くうれしいです。
(案の定この記事投稿時点で1位陥落。短い天下であった!!)
1位を取ったお礼がしたかったので(我が人生で何度あるか分からないので!!!)、
前回の休筆宣言の筆が乾かないウチから早速の臨時号をお届けします。
「ソーラー発電つけますか?」
住宅展示場周りを巡っていた時は災害に備えて「小出力のソーラー発電」をつけるつもりでいました。
なぜ小出力かなのかと言うと、近年売電価格が年々下降の一途であり、将来売電契約期間終了後に電気を買ってくれない場合(タダ同然の売電価格含む)、蓄電池でも付けない限り昼間に自分の家で消費しきれない発電エネルギーは全部無駄になってしまうからだ。
逆に「売電契約期間中に元が取れる大出力パネルをつければ良い」という考え方もあるけれど、狭い我が家にはそもそも大出力のパネルが物理的に載らないので「無し」になっていました。
更に後々の事を考えると
・買い取り契約期間後、使わない電気を発電するパネルが屋根に乗っているのが無駄
→台風等で大きなパネルが飛んで、しかもそれで感電事故を起こしたら目も当てられない。(H30年の台風21号で改めて実感)
・ソーラーパネルやパワコンは20~30年スパンで交換が必要
→ソーラー発電システムは夢の永久機関ではなくて寿命がある。買い換え費用は高く、辞めようと思っても処分費用も高い。進むも引くも茨の道。
「何のためにソーラー発電をつけるの?」
ソーラー発電をつけるに際して色々考え方があると思いますが、主だって
・理由1:地震や災害発生時、停電してもオフグリット(独立)発電装置として活用できる
・理由2:日々の電気代の抑制
・理由3:みんなつけてるから、流行だから、エコだから
・理由4:お金儲けがしたい
我が家は 理由1:理由2がそれぞれ9:1位の考え方だった(他の理由は頭になし)。
理由1検証「災害等の停電時どれくらい使えそうか?」
想定しているのは南海トラフ地震です。過去の実例最近で言うと、東日本大震災でも熊本地震でも停電は1週間程度で電気はほぼ復旧している。と、考えるとそれほど長い期間発電する必要は無い。そしてその肝心の発電効果は、
・蓄電池が無ければ昼間だけしか電気が使えない(夜の照明に使用不可)
・特定のコンセントだけしか使えない(普通に全館の電気が使えるわけではない)
つまり現状のソーラー発電設備は天気の良い昼間に一部の家電が使えるだけ、そのレベルなら携帯が充電できる小型ソーラパネル1枚と大型USB蓄電池、小型ガソリン式発電機(注1)が一つあれば対応できるのではないかと考えた。
(注1):ガソリンはバイクと車が複数台が在れば50~100リットル常備されている。単純移動であれば2台ある原付号でガソリンが4リットル(2台分の燃料です!)在れば100km先まで行ってもおつりが来る(原付旅行で実績アリ)
理由2検証「どれくらい電気代が安くなるの?」
細かい検証は先輩諸氏が行っているのでそちらに任せるとして、今回の検討に当たり住友林業が私に提出した資料の概要とソーラー発電システムの交換周期を20年と仮定してその間の維持費をまとめてみると、
●plan1 ガス電気料金(ソーラー無し):年間約20万円
→内訳 ガス12万円 電気8万円
→初期追加投資0円 + 20年光熱費400万円 = 20年で400万円
●plan2 ガス電気料金(ソーラー3kW):年間約15万円
→plan1 比で年間発電メリット約5万円
→初期追加投資120万円 + 20年光熱費300万円 = 20年で420万円
●plan3 オール電化料金(ソーラー3kW):年間約10万円
→オール電化の場合年間電気代は15万円で住林資料は想定していたので、
発電効果は年5万円減。plan1 ガス併用と比べて光熱費年10万円減 。
→初期追加投資160万円(注2) + 20年光熱費200万円 = 20年で360万円
(注2):オール電化はIH調理器や給湯器を追加購入が必要。
親類や知人宅の実績から消費エネルギーは住林想定から多めに、収益は少なめに安全率をかけると、投資費用に対してメリットがどんどん少なくなる。それならば素直にガス併用ソーラー無し(plan1)がメンテや初期費用も含めて考えたら一番お得なのではないかと考えた。
理由3「流行とエコ」
我が家は流行に疎いし、発電所の負荷云々もエコにも興味が無い。
実利のメリットが無ければ設置理由にならない(協力できるほどお金に余裕がない)。
理由4「お金儲け」
昔の売電価格なら出来たかもしれないが、今は無理。
現在の儲けは多くの場合投機的な意味合いが強く、元々その方面では興味がなかった。
(儲けるなら大出力=高額初期投資が必要、検討していた3kW級なんて問題外)
「そもそも住友林業でパネルを設置するメリットって??」
★ご託を並べましたが、ここからが本題です★
シゲ:「住林さんのソーラー取り付け費用は高いので、最初はソーラー発電無しで家を建ててゆとりができたら後で業者に取り付けさせようかな」
住林:「ダメです、安く見えて返って高くなります、それに住友林業以外でソーラーを取り付けた場合、屋根に関する保証はできなくなります。(ここテストに出ます)」
シゲ:「え!?屋根の保証なくなっちゃうんですか?確かに怪しい会社に屋根登られるのは不安ですが、高いお金払って住友林業さんにソーラーを取り付けてもらった場合、屋根の保証以外の何かメリットありますか?」
住林:「。。。。。」
シゲ心の声:(なんか言ってよ! まぁ、付けなくても災害対策は他で出来るし、将来的にも売電価格下がっててメリットあまりないしなぁ。うん!100万円超も払う価値なし。やめやめ)
シゲ:「屋根の保証を捨てる事は出来ないし、初期投資に対していろいろな面でメリットが見いだせないのでソーラー搭載はしない事にします。」
「我が家は、ないない住宅」
ソーラー発電だけではなく、実は我が家は「ナイナイ住宅」なんです(ナインティナインではない)。
その他に今流行の住宅装備で我が家に備わっていないオサレな住宅装備は、
・我が家に無い1:ソーラー発電 【今回のお話】
・我が家に無い2:オール電化(IH、エコキュート)
・我が家に無い3:エネファーム・エコウィル・蓄電池
・我が家に無い4:吹き抜け
・我が家に無い5:床暖房
・我が家に無い6:玄関の電子キー
・我が家に無い7:第一種換気・全館空調
・我が家に無い8:無垢床・ウッドタイル・格子スクリーン
そのうち記事にしたいと思いますので、期待せずにお待ち下さい(笑
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